上映作品

2022年夏、<映画づくり体験>で
A、B、Cそれぞれのチームが制作した作品はこちらです。

Aチーム

「ブルーラウドアウト」

STAFF 制作:三輪結香、小川はな、島田悠也、本多そら、豊田健太、橋本岳、宮本花南 サポートスタッフ:永田琴、板野侑衣子、園田真子、ニノ戸新太、蒔野まりん STORY 偶然にも時を同じくして双葉町へとやって来た7人の子どもたち。心に不安や不満を抱えた彼らは町を巡りやがて海へと辿りつく。それぞれが溜め込んでいた思いの丈を力いっぱい海に叫んだ後、彼らには笑顔が戻っていた。

Bチーム

「あっぱれ青春ハッピーエンド!
~俺達は全員不幸にならない~」

STAFF 制作:今村優来、柴野晃太朗、足立珠子、葛西藤男、中澤莉胡、荻島諒介、佐野亮華 サポートスタッフ:市井昌秀、金子由里奈、久保朝香、片嶺穂乃佳、二宮絵梨香 STORY 双葉町で撮影中の「あっぱれ青春ハッピーエンド! ~俺達は全員不幸にならない~」は海のシーンをもって無事にクランクアップを迎える。出演者・スタッフ一同が喜ぶ中、「映画の神」も祝福のクラリネットを奏でる。

Cチーム

「パパの音」

STAFF 制作:阿部紗椋、川原菜摘、下松谷嘉音、伊藤混介、小原里彩子、大薮桃子、鎌田七都 サポートスタッフ:吉田康弘、東盛あいか、片山蓮、川合真世、井上過 STORY 双葉町の海に佇む嘉音となつみ兄妹。ギターを弾けないなつみが持ってきた父の形見のギターケースの中には、父からの手紙が入っていた。ギターを手に取り弾き始める嘉音。それは時を越えて紡がれる家族の音だった。

参加者の声

「「個性いっぱいのメンバーでつくった、こだわりの映画。演技する二人をみんなでフォローしました」(Cチーム/東京都・高1 小原里彩子)
「大好きな双葉町を大好きな仲間たちと撮れて最高良かった!」(Aチーム/茨城県・高2 橋本岳)
「阿部(紗椋)ちゃんがギターを持ってきたのが始まり。最初は恋愛映画にしようと思ったのだけど、みんな経験がないので家族の物語になりました(笑)」(Cチーム/石川県・高3 大薮桃子)
「初めて会ったみんなで、協力し合ってつくった凄い映画」(Aチーム/神奈川県・中2 島田悠也)
「やりたいことを詰め込み、アングルにもこだわりました」(Bチーム/千葉県・高2 荻島諒介)
「最高の思い出ができました。かわいらしさの中にある怖い部分を出したく、もこもこしたかわいいウサギのぬいぐるみに風船とアイスピックをもたせました」(Bチーム/大阪府・高3 佐野亮華)
「ラストシーンは雨が降ってきて中断。最後の1カットを諦めかけましたが、車の中で粘ってよかった」(Cチーム/大阪府・中2 川原菜摘)
「撮影している皆さんの姿を見て、ぜひとも檄を飛ばしたいと、待っていました。皆さん、いい経験していますね!」(双葉町パトロール中の駐在員)
「子どもたちがいるだけで、町が生き返った気がします。関心をもっていただいて嬉しい。どんな印象を持ち、双葉町をどう映されたのか楽しみです」(双葉町旧駅舎コミュニティスペース職員)
「双葉町に住んでいた子どもたちが避難した町で暮らし始めて10年強。作品に登場する子どもたちが関西弁で会話しているのがリアルでした」(双葉町役場勤務の職員)
「今の中高生には東日本大震災の記憶がないんだという実感がわきました。Bチームの作品は被災地と意識せず、好きなものをフラットに撮っているのが新鮮でした」(福島県浪江町住民)